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最近では、ほとんどの方がプラスチックレンズをご使用されています。やはり軽いから、割れにくいからなどの理由が圧倒的に多いようです。プラスチック素材、レンズ設計の研究により新しいレンズが各メーカー続々と商品化しているので、特性を覚えるのも大変です。(><) プラスチックレンズ ガラスレンズ 偏光レンズ 調光レンズ 特殊レンズ 良いレンズの決め手になる要素には、屈折率、比重、アッベ数があります。良いレンズ=高くて薄いレンズとほとんどの方が思われると思いますが、それぞれどういったものなのでしょうか? 簡単に言うとその名のごとく、光を屈折(曲げる)させる力がどれだけあるか、どのくらいの率で屈折(曲がる)させるかということです。つまり、この数値が大きいほど、光を曲げる力が強くレンズは薄くできるということです。 説明する必要はあまりないと思いますが、ある物質の体積の重さと、同じ体積の水の重さを比較したものです。この数値が小さいほど軽い素材ということです。 さてアッべ数が一番説明しにくいので最後にしたのですが、聞いたことはありますか?そもそも日頃私たちが見ている太陽からの光は青くもなく赤くもないですよね。しかしこの光(白色光)はプリズムを通過すると赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色の色の帯を生じます(虹を思い出してください)。この色の帯の幅を色分散といいます。そして、この色分散の大きさを表す量をアッベ数と呼びます。アッベ数が大きいほど色分散は少なくなります。アッベ数の低いレンズほど周辺部に色がついて見えるので眼鏡レンズとしてはアッベ数が大きい方が良いです。一般に高屈折率の素材になるとアッベ数は小さくなる傾向があります。では実際にアッベ数が小さいとどうなるかというと、アッベ数が小さいと光が分散してしまいますので、例えばアルミサッシの窓があるとしますよね、そのサッシのフチに色のにじみが発生してきます。つまりサッシのフチが青っぽく見えたり、赤っぽく見えたりするということです。 屈折率、比重、アッベ数の3つの要素がありますので、高価なレンズほど薄くはなりますが、高屈折タイプになればなるほど、アッベ数は小さくなる傾向があるので、色のにじみは大きくなりますので、ご自分のレンズ度数と総合的に考慮して最適なレンズをお選び下さい。 長所: ガラスレンズに比べて軽くて、割れにくい。カラーバリエーションが豊富。紫外線カットを付けることができる。 長所: プラスチックレンズに比べてキズがつきにくい、プラスチックよりも少し薄くなる、透明度が高い。経年変化が少ない。 光にはあらゆる方向に振動する波の性質を持っています。この光が偏光フィルターという特殊なブラインドのような機能を持つ極薄い膜を通過すると、光は一定方向の波だけが通過し、それ以外の波はカットされます。その結果、乱反射等からの光のギラつきを抑えます。たとえば、水面に反射する光で裸眼では水中が見通せないような時でも、偏光レンズをかけると、水中を泳ぐ魚を見やすくなります。車のフロントガラスの写り込みや路面のギラツキを無くすことによって、快適なドライビングをサポートするなど、あらゆるアウトドアシーンに最適な視界を提供してくれます。偏光レンズの作り自体はレンズとレンズの間に偏光フィルターを挟んであるサンドイッチみたいなレンズ構造です。 日光に当たるとレンズの色が濃くなるレンズです。プラスチックレンズ、ガラスレンズ両方あり、レンズカラーはブラウン系、グレー系の2種類が基本です。お客様で、よく『へんこうレンズはありますか?』聞かれますが、偏光レンズと調光レンズを勘違いされている場合が多く色が変わるから『変更レンズ又は変光レンズ』と思ってしまうようです。私も最初は知りませんでした。 カラーレンズはサングラスの用途によって選び方が変わってきます。ドライブにはグレー系やブラウン系、海水浴用ならブルー系かグリーン系といったところが適していると言われています。 |
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