めがねの雅
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column024.htm

めがねの雅
業界コラム
vol.024
【日本は発展途上国?】
[2010/8]

 日本は急激な高度経済成長をとげ世界にも認められ誰に聞いても先進国です。今現在でもIT技術やそのインフラ(環境整備)では世界でもトップクラスです。ただしITに関して言えば、その利活用レベルは他のアジア圏の国と比較しても低いのが残念なところである。だからといってすべての業界、分野が本当に先進国と言っていいのだろうか?

 私たちの業界を比べた場合アメリカでは、眼科医はふた通りいます。外科的な手術や治療を行う眼科医と病気の早期発見と目薬などでの治療、コンタクトレンズやメガネレンズの処方そして両目を効率よく使って見るためのビジョントレーニング(ビジョンセラピー)を行う眼科医です。眼鏡店は眼鏡士という資格がありメガネを処方箋の通りに作るだけで検査などはしません。

 では、日本の場合はどうなっているんでしょうか?当然日本の眼科医でも手術や治療もしますし、コンタクトレンズやメガネレンズの処方箋をだしてくれます。でもビジョントレーニング(視力回復とは違います。)って聞いたこともない方がほとんどでしょう。人間は情報の80%以上が視覚から得る情報です。だから本当は非常に重要なんです。例えば頭痛や肩こりがひどくていろんな病院で診てもらったけどよくならず、最終的に目にかけている負担が原因だったという話を聞いたことがありませんか?目に負担をかける要因は様々な理由があります。遠視・近視や乱視の未補正だったり、ピント調節の力が弱かったり、両目の視線を合わせる力が弱かったり、原因が複合している場合もあります。

 ここで、一つ疑問に思うと思われますが、なんで、誰もそんなことを言っていないのか?それは、ビジョントレーニングは日本では一般的ではなく保険点数が低かったりつかなかったりするのも大きな原因の一つでしょう。日本の場合は検査したりトレーニングするのに費やす労力や時間が割に合わないのです。また、今の眼鏡店は資格制度がないので、誰でも(知識や技術がなくても)できてしまうのも大きな理由でしょう。この分野に関してはアメリカと比較すると100年以上遅れていると言ってもいいぐらいです。これって実は日本人みんな損してませんか?

 日本は現在高齢化社会といわれていますが、すでに世界一の超高齢社会になっています。QOL(Quality of Life クオリティ・オブ・ライフ)って聞いたことありませんか?生活の質を向上させるために医療は発展し続けています。QOV(Quality of Vision クオリティ・オブ・ビジョン)見る質の向上も当然必要だと思いますが、それには、皆さんの見る知識と意識の向上も必要です。白内障・緑内障・加齢性黄斑変性症・ドライアイ・合っていないコンタクトやメガネなどは視覚の質を下げる要因です。また、3割前後の人が近くを見たときに何らかの不具合をもっているともいいます。視力検査だけではわからないのです。一日でも早くアメリカや他の先進国のように日本でもトータル的なビジョンケアが浸透してほしいと願います。日本はまだまだ浸透していない発展途上な分野があるのだから…

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