昼食中に携帯のバイブがなった。知人からのメールが入っており「○○会社がとんだよ」と短い内容だった。ここ何年かで何度同じ内容の話しを聞いただろう。しっかりしたメガネフレームを作る数少ないメガネフレームメーカーだった、ここは大丈夫だろうと思っていたところだったので「マジかっ?うそっ?」と声に出していました。
確かに買うなら安いほうがいい…私もそう思います。しかし、個々個人で求めるものは違うはずですし、物が違えば値段も変わります。良いもの=高い、安い=粗悪品という考えも、技術の進歩により安くても高品質な物をできる時代に入りいろいろな業種でいろいろな取り組みがされています。今ではメガネの業界でも安価で販売できる商品も数多く増えました。
しかし、メガネフレームの製作には必ず人の手が入ります。そして、機械がしたほうがいい作業もあれば、決して機械には真似できない作業もあります。どこまでこだわるかは、造り手の考えにもよりますが、職人の手により完成されるのです。そして、それが時代遅れだとか時代錯誤だといわれ、ただ高いわけではないのですが、受け入れられずに姿を消していきます。また、一つ日本の職人の働く場がなくなりました。
個人的にメガネのレンズをしっかり支えて、かける人に調整が可能で少しでも長く使える丈夫なメガネフレームとしてこのメーカーの商品は大好きだったのですが、やはり私も時代遅れなのだろうか?(@@;)
私は素直にメガネが好き。さらに、言うならメガネを人に合わせて作るのが好き。結果、そのメガネをかけて喜んでもらえると、こんなにうれしいことはない。しかし、こだわったお客さんに紹介できるメガネフレームがまた一つこの世からなくなっていくのはとても淋しく悲しい、もう他にはつくれないのだから…
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