このごろ世の中を騒がしている3D(立体映像)の映画やテレビがありますが、みなさんはもう体験されましたか?原理は、右目と左目に違う映像を見せて、それを脳が認識しひとつにして、あたかも立体に感じるようにしているのですが、中にはちゃんと見えない人もいます。えっ!?と思うかも知れませんが、それには、ちゃんと理由があります。
その理由は、右目と左目で視力の差が大きい人、両目の視線をうまく合わせられない人、両目の映像を脳がうまく情報処理できなくて立体にすることが難しい人、幼くてまだ視覚情報処理が成長段階の子ども、片目の情報だけで見ている人などは、3Dを楽しむことができない、もしくは長時間見ることができなかったりします。こういった方々は、普段の生活にも問題を抱えている事も少なくありません。
例えば、遠近感がとりづらくてよくつまずいたりぶつかったり、自動車の免許更新で深視力(大型や2種免許の検査)がうまくできなかったり、集中して物事をできなかったり、読書で行をよく読み飛ばしたり、動いているものをうまく追えなかったりなど人によって様々ですが、みなさん他の人と身長や体重のように簡単に比べることができないために、それが普通だと当たり前なんだと思い込んでいる人がほとんどです。
では、こういった人が3Dを見えるようにすることは、できないのでしょうか?答えはまったく無理な話ではありません。視力の補正バランスの補正が必要な方は、まず自分に合ったコンタクトやメガネをかけることです。その上で視覚の機能的な問題がある方は、自分に合ったビジョントレーニングで両目を効率よく使う訓練をすることで、改善できる可能性はあります。
日本ではまだまだ認知・意識されていませんが、両目で効率よく物を見るということは、人間が生きていくうえで必要なことなのです。五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)といわれているものの中で視覚は情報量の多い感覚機能です。あなたの視覚は大丈夫ですか?
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