めがねの雅
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column010.htm

めがねの雅
業界コラム
vol.010
【職人と道具】
[2009/12]

 いつも行っているヘアーサロンの人との会話はいつもおもしろい。先日髪を切りにいった時には道具の話になって、大事なハサミを見せてもらうことになった。ふと見ると6丁ほど並んでいる。以前行っていた所ではこんなに並んでいるのを見たことがない。用途の違うハサミかとも思ったがそうでもない。ん?ん?(??)と悩んでいると気付いたらしく説明してくれた。『これは、太い硬い髪用、細くて柔らかい髪用などなど』と、『へぇ〜!ハサミを変えるんや!』これにはびっくりした。ハサミの研ぎ方も変えているらしく、『髪質によって変えてやらないと髪が傷むから…』と、さも当たり前のように言っていた。いつも、知らない話を聞かせてくれるから、おもしろいし、勉強にもなる。髪にはかなりこだわっているので、髪の傷みが気になる女性にはおすすめのヘアーサロンである。

 この人は近視と乱視で近くは見えるので、メガネをかけずに髪を切っていたのだが、そこは私の専門分野『見えているのと、しっかり見ているのは違うよ〜』『特に乱視を補正しないで、見ていると疲れ目の原因にもなるよ』という話しから、仕事中にもメガネをかけるようになり、『しっかり見えているのに、疲れなくなった』と喜んでおりました。

 さすがは職人で道具にはこだわる人なので、メガネもこだわって作っていかれました。メガネも見るための道具ですからね。

 しかし、同じ職人(仕事人)の方でも、『仕事に使うから既製品の老眼鏡でいい』『100円均一の老眼鏡で十分』という方も少なくないです。

 人の得る情報の80%以上が視覚の情報だといわれています。しっかり仕事をするために、見る道具までこだわる職人(仕事人)、見えればいいと100円ショップの老眼鏡をかけている職人(仕事人)、仕事の作業効率向上やミスをしないように、しっかり自分に合わせた道具(メガネ)のほうがいいと思いませんか。レンズに傷がつくのを気にするならガラスレンズで作ればいいと思うのですが、みなさんは無理して見ますか、それとも楽にしっかり見ますか。


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