デフレになって物が安くなったという報道をよく聞きます。工業機械の発達、進化によって作業効率が大幅に上がりコストの削減ができ、いままでと同じ品質で大量に生産できるようになり安くなった物もたくさんあると思います。しかし、軽自動車や小型車などわかりやすいですが昔より高機能になって、逆に高くなっています。これは、軽自動車を長く乗りたいというユーザーが増えたために軽自動車でも乗り心地や使い勝手をよくした結果そうなったとあるディーラーの営業マンから聞いたことがあります。見方を変えれば、エコロジーや維持費削減のため軽自動車を求める人が増えて、企業が軽自動車や小型車で利益をださないといけなくなったが、ただ高くはできないので高機能にして高くなったともみれます。
新聞などで激安メガネ店や中国製メガネフレームの記事を見ますが、多くのメガネユーザーに誤解をまねいている事があります。5万円、6万円したメガネが何千円になったわけではありません。ただ単に、安く売れるメガネができただけのことなのです。物自体を安くするにはいくつかの方法があります。大量生産、材料費の削減、工程数の削減、作業時間の短縮、人件費の削減、流通経路の簡素化などさまざまです。メガネを作る工程数は250〜350もあるといわれいます。今の時代になっても部品のロー付けや磨き、組み立てなどはほとんど人がしています。オートメーションでポンとはできないんです。だから、安くする方法は限られてきます。
『安物買いの銭失い』という言葉がありますが、これは、安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするので、かえって損になるということです。品質もよく安いものも確かにあります。が、ただ単に安いものも少なくはありません。それを判断するのは、いつの世でも消費者である我々(あなた)です。安く購入できればそれにこしたことはありませんが、安いものは安いなりです。決して過剰品質といわれていた高品質なメガネフレームとは違います。メガネだけではありませんが、安物買いの銭失いにならないように報道やチラシに惑わされず本質をみることも考えることも大切だと思いませんか。
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