もし車のタイヤの摩擦が極端に低いと空回りしたり、止まりにくかったりするだろう、逆に摩擦が多いと安定して曲がれたり、しっかり止まることができるだろう。たかが、タイヤというかもしれないが、グリップする力や、磨耗性能、耐久性、消音性など各社いろいろなことにこだわり、多くの商品が出ている。そして、車に乗る人なら多くの人が自分の車の履いているタイヤのメーカーぐらいは知っているだろう。
では、メガネレンズはどうだろう、私が働きだした頃はお客様のほうから、「○○○社製のレンズにして欲しい」などよく聞いたが、最近では、メガネフレームの形や色、軽いやかけやすい、個性的やおしゃれに関心を持つお客様が増えた一方で、レンズにまでこだわるお客様が激減したように思える。自分の使っているメガネレンズのメーカーすら知らない方も多くみられる。
メガネは『みる』ための道具です。メガネフレームを通して見るわけではありません。医療機器であるメガネレンズを通して見ているのです。メガネレンズを通して右目と左目の網膜に映ったものを、脳で一つの映像にして見ているのです。『みる』ことに関して言えばメガネは、まず、レンズ度数の調整と使用するレンズの設計や品質に気をくばらなければいけないのではないでしょうか?レンズを通して歪んで見えたり、疲れたり、すぐにだめになっては元も子もありません。
メガネはメガネレンズとメガネフレームの部品を合わせてはじめてメガネという完成品になります。遠くをみる、近くをみる、遠くも近くもみる、パソコン用、手芸用、趣味用、仕事用、おしゃれな、かっこいい、上品な、軽い、個性的な、機能的ななどなどメガネに求めるものは違いますが、メガネフレームだけではなく、メガネレンズのメーカーや設計、素材、特徴ぐらいは知っておいても気にかけてもいいのではないでしょうか?『みる』ためにメガネで一番重要な部品なのですから。
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